2009年4月12日日曜日

食の極

今日はなんだかノリでもうひとつ

私はOL時代、いろいろなグルメを楽しんできました
話題のお店に行ったり、予約の取れないお店など
でもいつか、銀座の久兵衛へ行きたいとずっと思っていました
そしてOL最後に念願の久兵衛へ行くことが出来ました

もちろん味は言うまでもなく、最高級のネタ
そして何より、鮨職人の技が、握る鮨一貫ずつに表れているのです
さらに客の食する、会話する、その絶妙な間を読んだ接客、
それは最高級であり、粋な計らいです
そして、店を出た後は、味以上の満足の他に、‘学び’を感じ取れるのです

久兵衛と言えば、かの北大路魯山人も通った店のひとつです
美食家だった魯山人が、一番に絶賛した食事は、
実は‘家庭の味’だったのです
外食は確かに美味でありますが、飽きてしまうのです
でも家庭の味は飽きないのです

私はこの話は母から高校生の時に聞きました
それからずっと覚えていて、いつか久兵衛で食したら、
家庭の味へ帰ろうと思っていました

さて主人はGWに実家に帰り、野菜を食べることを楽しみにしています
彼曰く、この時期は野菜が一番美味しいらしいのです

私のとって、今は家族のために作る食事が何よりの美食です

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